2024/6/20~6/26【あおいけい個展 実≠然】
【あおいけい個展 実≠然】
2024年6月20日(木)~6月26日(水)
ギャラリー自由が丘
"真のリアルとは何なのか?"
それを追求し続け辿り着いたいくつかの解釈があおいけいの描く作品の世界となる
自然の道理
創造の探究
科学的知見からの分析
宗教学的解釈
"自然"の中の最も身近にある"自分"までもが対象である
多角的視点で感じ取り、探究と分析を繰り返し自己対話の旅に出る
その追求の性質こそ本展のタイトル「実≠然」だ
「実」は実体と解き
「然」は其の儘と解く
其の儘とは、五感で感知した表面上の姿である
実体とはその奥に潜むものまでも含む
"実体"を知る為には1度"自分"というフィルターを通し思惟する必要がある
つまり「実」には"己"が含まれると言えよう
"其の儘"の姿と、そのいくつかの解釈である"実体"の出力の試みが本展の作品群である
あおいけいの見た"リアル"をぜひ感じて欲しい
【作家】
"命を吹き込む"、"リアルを切り取る"をテーマに作品制作を行う独学アーティスト
“写実”と向き合い続けると「写実は目に見えるものはもちろん、見えないものをも描く分野である。」と気づかされた。
そこから、切り取られる元である“リアル”の精密さに魅了され"リアル"ついて、もっと理解し、その美しさに没入したいと思うようになった。
「自然(リアル)」は自身が制作で培った観察力で捉えることが可能になった物理的な現象と、人間では感知不可能な万物の領域を指す。
「自然」の一部を「自分」自身だと位置付けるが、「自分」をさらに2つの概念で分析する。
1つ目は「自分」以外の環境や価値観から形成されたアイデンティティである「(他者である)自己」、2つ目は、「自分」から「自己」をすべて取り去ってなお残るもの。
それを「魂」と呼ぶことにする。
私の制作の意味とは、「自然/自分」に向き合い、「魂」の声を聴くこと、そして両者のつながりを感じるロマンのために描く。
その副産物としての"作品”に“命”が吹き込まれ、対面した誰と共鳴し、震わせられたらとても嬉しく思う。
【日時】
2024年6月20日(木)~6月26日(水)
12:00~18:00
*最終日16:00まで
【入場料】 無料
【会場】 《ギャラリー自由が丘》
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5丁目41-2 アトラス自由が丘ビル1F
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